コオイムシの仲間は獰猛な捕食行動で知られるが、オスの子育ては献身的だ(写真は米カリフォルニアで撮影)。約150個の卵を背負い、子どもたちが孵化するまで守り続ける。

Photograph by Gerald and Buff Corsi, Visuals Unlimited

 コオイムシの仲間は獰猛な捕食行動で知られるが、オスの子育ては献身的だ(写真は米カリフォルニアで撮影)。約150個の卵を背負い、子どもたちが孵化するまで守り続ける。オスは、まず片側の脚で物につかまり、腹で水面を一定のリズムで叩いて波を立てる。この求愛行動に誘われたメスは交尾し、オスの背中に卵を産み付ける。

「これからが“非常に有能な父親”の出番だ」と話すのはカナダ、ウィニペグ大学の生物学者で『A Natural History of Families(家族の自然史)』の著書があるスコット・フォーブス氏。3週間ずっと脇目もふらずに守り通し、例えばカビの発生を防ぐため定期的に空気に触れさせたりするという。

※アメリカタガメ(学名:Lethocerus americanus)はコオイムシの仲間の誤りでした。お詫びして訂正いたします。