6本の腕でサンゴに絡みつくタコクモヒトデの一種(学名: Asteroschema bidwillae)の群れ。ニュージーランド北部の沖合、水深約1200メートルにある「タンガロア海山(Tangaroa Seamount)」の山頂部で発見された。タコクモヒトデは、サンゴの枝に巻き付いて暮らす。「止まり木」を利用して、エサの微粒子を捕らえるように進化を遂げている。

Photograph courtesy NIWA
 6本の腕でサンゴに絡みつくタコクモヒトデの一種(学名: Asteroschema bidwillae)の群れ。ニュージーランド北部の沖合、水深約1200メートルにある「タンガロア海山(Tangaroa Seamount)」の山頂部で発見された。 タコクモヒトデは、サンゴの枝に巻き付いて暮らす。「止まり木」を利用して、エサの微粒子を捕らえるように進化を遂げている。

 調査チームを率いた生物学者マルコム・クラーク(Malcolm Clark)氏は、「今回は4つの海山からサンプルを収集した。タンガロア海山は調査の手が入ったことがなかった」と話す。「地質学的な研究は以前から実施されており、山頂周辺の水の化学成分から活火山と考えられてきたが、カメラとサンプル収集装置による生物学調査は初の試みだ」。

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