世界初の成功、大陸間ソーラー飛行

2012.06.07
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モロッコの首都ラバト上空を舞う飛行機「ソーラー・インパルス」のシルエット。太陽エネルギーだけでスペインとの大陸間を飛行する快挙を成し遂げた。ソーラー・インパルスはスペインのマドリードを離陸し、19時間後の現地時間6月5日午後11時30分にモロッコへ着陸。ヨーロッパとアフリカを隔てるジブラルタル海峡を渡る830キロの旅を終え、大陸間飛行を初めて成功させた有人ソーラー飛行機として歴史に名を刻んだ。

Photograph courtesy Jean Revillard, Solar Impulse
 モロッコの首都ラバト上空を舞う飛行機「ソーラー・インパルス」のシルエット。太陽エネルギーだけでスペインとの大陸間を飛行する快挙を成し遂げた。 ソーラー・インパルスはスペインのマドリードを離陸し、19時間後の現地時間6月5日午後11時30分にモロッコへ着陸。ヨーロッパとアフリカを隔てるジブラルタル海峡を渡る830キロの旅を終え、大陸間飛行を初めて成功させた有人ソーラー飛行機として歴史に名を刻んだ。操縦は設計者の一人ベルトラン・ピカール(Bertrand Piccard)氏が担当した。

 ラバト・サレ国際空港で人々の歓声に迎えられたピカール氏は、「ジブラルタル海峡の飛行は夢のような時間だった。パイロット人生のハイライトの一つだ」と振り返っている。

 ソーラー・インパルスはスイス西部パイエルヌから出発し、マドリードに着陸。気象条件が整うまで1週間以上待ち、ラバトに向けて飛び立った。スイスからスペインまでの17時間の飛行は、プロジェクトのパートナーで設計者のアンドレ・ボルシュベルグ(Andre Borschberg)氏がパイロットを務めた。

 ソーラー・インパルスは2014年に世界一周を計画しており、今回の大陸間飛行はそのウォーミングアップにあたる。

Photograph courtesy Jean Revillard, Solar Impulse
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