アフリカ東岸の島国マダガスカルで新種のカメレオンが4種発見された。その中の最小種が、マッチ棒の先程度の大きさしかないブロケシア・ミクラ(Brookesia micra)だ(写真は子ども)。成体の平均体長は鼻先から尾まで2.9センチで、爬虫類として世界最小の部類に入る。

Photograph courtesy Frank Glaw unknown
 アフリカ東岸の島国マダガスカルで新種のカメレオンが4種発見された。その中の最小種が、マッチ棒の先程度の大きさしかないブロケシア・ミクラ(Brookesia micra)だ(写真は子ども)。成体の平均体長は鼻先から尾まで2.9センチで、爬虫類として世界最小の部類に入る。 生物が島の限られた資源で暮らしていると体が小型化する現象を「島嶼矮化(とうしょわいか)」と呼ぶが、この小さな新種カメレオンはその極端な例ではないかと研究者は考えている。

 研究を率いたドイツのバイエルン州立動物学博物館のフランク・グラブ(Frank Glaw)氏は、「このような小さな爬虫類が極端に小型化した場合、身体の設計に数々の特殊化が生じていると考えられる。これは今後有望な研究分野だ」と話している。

 新種のカメレオンについての研究論文は、オンライン科学誌「PLoS ONE」に2月14日付けで発表された。

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