防火対策、客船事故の教訓

2012.01.18
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黒こげの無惨な姿でジャマイカのモンテゴ・ベイに入港するクルーズ船、スター・プリンセス号(2006年3月撮影)。

Photograph from Reuters TV
【 スター・プリンセス 2006年 】

 黒こげの無惨な姿でジャマイカのモンテゴ・ベイに入港するクルーズ船、スター・プリンセス号(2006年3月撮影)。 スター・プリンセスの火災は客室バルコニーで発生。原因はタバコの吸殻だが、悪条件が重なったようだ。「バルコニーに敷かれたマットは燃えやすい合成ゴム製だった。炎はバルコニー越しに次々と燃え移りデッキの端まで達すると、上の2つのデッキにも広がった」とクルーズ史研究者ジョン・マックストーン・グラハム氏は話す。

 火災が鎮火したスター・プリンセスは修復工事の後、現在も運航している。すべてのバルコニーにはスプリンクラーが設置されたという。国連の国際海事機関(IMO)はこの事故をきっかけに、客室バルコニーに高い耐火性を求める新基準を採択した。

Photograph from Reuters TV
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