噴き出す黒煙、世界最深の熱水噴出孔

2012.01.10
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カリブ海のケイマン諸島沖合で世界最深の熱水噴出孔が発見された。20世紀初頭に深海調査のパイオニアとして活躍した海洋探検家ウィリアム・ビービ(William Beebe)にちなみ、「ビービ」と名付けられている。

Image courtesy University of Southampton/NOC
 カリブ海のケイマン諸島沖合で世界最深の熱水噴出孔が発見された。20世紀初頭に深海調査のパイオニアとして活躍した海洋探検家ウィリアム・ビービ(William Beebe)にちなみ、「ビービ」と名付けられている。 画像は柱状の熱水噴出孔(チムニー)の1つで、鉱物を豊富に含む熱水が噴き出している。硫化物が海水と反応して黒色になるタイプのチムニーは「ブラックスモーカー」と呼ぶ。研究チームの一員でイギリス国立海洋学センターのダグ・コネリー氏は、「水温は摂氏400度と推定されている」と話す。

 ビービが記録を塗り替えた水深5000メートルの海底では、1平方センチあたり500キロ余りの水圧がかかるという。

Image courtesy University of Southampton/NOC
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