アボリジニの岩壁画――カンガルー
2008.10.22
この岩壁画はカンガルーの絵のようだ。オーストラリア北部アーネムランドのマララック(Malarrak)という遺跡に残されている。 2008年に行われた国内の岩壁画調査では、保存状態の良い壁画(ロックアート)が無数に発見された。
現存する動物や絶滅した動物の姿のほかに、自転車、自動車、飛行機など近代の発明品を描いた壁画も見つかっている。
アボリジニたちは長きにわたって壁画の上描きを繰り返してきた。時代の変化に従って絵のスタイルも変わり、新しい題材が追加されていく。
「中には17層も重ね描きされている部分もあった」と、グリフィス大学のポール・タコン教授は語る。
Photograph by Rick Stevens
現存する動物や絶滅した動物の姿のほかに、自転車、自動車、飛行機など近代の発明品を描いた壁画も見つかっている。
アボリジニたちは長きにわたって壁画の上描きを繰り返してきた。時代の変化に従って絵のスタイルも変わり、新しい題材が追加されていく。
「中には17層も重ね描きされている部分もあった」と、グリフィス大学のポール・タコン教授は語る。
Photograph by Rick Stevens