子育ての証拠、プロトケラトプスの巣

2011.11.29
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
モンゴルの砂漠で、恐竜の赤ちゃんの化石が多数詰まった巣が発見された。恐竜の子育て方法について従来の説が覆る可能性があるという。巣はおよそ7500万年前にさかのぼる。古代の砂丘堆積層の中に、トリケラトプスの近縁種であるプロトケラトプス・アンドリューシ(Protoceratops andrewsi)の赤ちゃん15頭が埋まっていた。

Photograph courtesy Khishigjav Tsogtbaatar, Mongolian Academy of Sciences
 モンゴルの砂漠で、恐竜の赤ちゃんの化石が多数詰まった巣が発見された。恐竜の子育て方法について従来の説が覆る可能性があるという。 巣はおよそ7500万年前にさかのぼる。古代の砂丘堆積層の中に、トリケラトプスの近縁種であるプロトケラトプス・アンドリューシ(Protoceratops andrewsi)の赤ちゃん15頭が埋まっていた。化石が多く出土するジャドフタ層が広がる地域で、モンゴル人の古生物学者パグミン・ナルマンダフ(Pagmin Narmandakh)氏が発掘した。

 チームの一員でアメリカにあるロードアイランド大学の古生物学者デイビッド・ファストフスキー(David Fastovsky)氏は、「幅0.7メートルの巣を最初に見たときは、本当に衝撃的だった」と話す。

「卵の化石が見つかったことはある。この巣には赤ちゃんがいたんだ。それも約1歳まで成長した個体だ。つまり、恐竜が子育てをしていた証拠になる。みな一緒に巣で育っていたんだ。孵化直後の状態ではない」とファストフスキー氏は語る。

 今回の研究成果は、「Journal of Paleontology」誌11月号に掲載されている。

Photograph courtesy Khishigjav Tsogtbaatar, Mongolian Academy of Sciences
  • このエントリーをはてなブックマークに追加