“第3の虹”、4次虹の条件解明

2011.10.11
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ドイツ南部のケンプフェルバッハで、「3次虹」が初めて撮影された(2011年5月15日)。右の画像のように、かなりの処理を施さなければ見えないほど、かすかな虹である(なお、左の画像のA、Bは方向を示す)。

Diagram courtesy Michael Grossmann, Applied Optics
 ドイツ南部のケンプフェルバッハで、「3次虹」が初めて撮影された(2011年5月15日)。右の画像のように、かなりの処理を施さなければ見えないほど、かすかな虹である(なお、左の画像のA、Bは方向を示す)。 いわゆる虹(1次虹または主虹)と、2次虹(副虹)は、太陽の反対側の空に出現しており、この写真では撮影者の背後にある。両方とも、太陽、水滴、観察者の3者の角度関係で生まれ、水滴内部の反射回数がそれぞれ1回、2回となる。3回以上反射する副虹(3次、4次)は太陽側の空に現れることになるが、光が弱いため記録されたことがなかった。

 3次虹、4次虹の発生条件を解明した研究チームのフィリップ・レイブン氏は、「3・4次は1・2次のような鮮やかな虹ではなく、非常に微妙な色の変化だ。観測は極めて難しく、あらゆる条件が完全にそろう必要がある」と話す。

Diagram courtesy Michael Grossmann, Applied Optics
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