両親で子育て、インドの新種カエル

2011.09.20
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ネコのように鳴くアカガエルの仲間(英名:Meowing Night Frog、学名:Nyctibatrachus poocha)。インド西部で発見された新種のカエル12種の1つである。体長は3.5センチで、学名の「poocha」は現地の言葉でイエネコを意味する。「西ガーツ山脈付近のケーララ州とタミル・ナードゥ州に分布し、岩の割れ目でひっそり暮らしている」とデリー大学の生物学者ビジュ・ダス(Biju Das)氏は説明する。

Photograph courtesy Biju Das
 インド西部で発見された新種アカガエル、ジョグズ・ナイト・フロッグ(英名:Jog's Night Frog、学名:Nyctibatrachus jog)の子育ては極めてユニークだ。卵がかえるまで、母親と父親の両方が世話をするという(写真はオス)。 生息地ジョグ・フォールが名前の由来で、急流のそばに暮らしている。「メスに求愛する際、オスは水の上の葉や枝に座り、鳴き声でアピールする」とデリー大学の生物学者ビジュ・ダス(Biju Das)氏は語る。

 メスが近づいてくると、オスは前脚でしっかりつかみ、その姿勢を20分ほど保つ。オスが体を離すと、メスは卵を産み、オスがすぐさま受精させて体をかぶせる。

 両親で子育てするカエルは大変珍しく、ダス氏も夜行性のカエルで6種を知るのみだ。ただし、ニクティバトラクス属では一般的な習性の可能性もあるという。

Photograph courtesy Biju Das
  • このエントリーをはてなブックマークに追加