最後のアポロ、月面に残した跡

2011.09.07
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NASAは9月6日、月探査機ルナー・リコナイサンス・オービタ(LRO)が撮影したアポロ17号など3つの着陸地点の写真を公開した。写真には、宇宙飛行士が月面探査の際に残した足跡も写っている。

Photograph courtesy NASA
 NASAは9月6日、月探査機ルナー・リコナイサンス・オービタ(LRO)が撮影したアポロ17号など3つの着陸地点の写真を公開した。写真には、宇宙飛行士が月面探査の際に残した足跡も写っている。 公開された画像はアポロ12号、14号、17号のもので、いずれにも月の表面に残された宇宙飛行士の足跡が確認できるが、特にアポロ17号の着陸点の写真には、人類が月に残した最後の痕跡が写っており、ムーンバギー(月面探査車)が残した軌跡も見ることができる。

 LROはこれまで2年以上にわたり、アポロの着陸地点を含め月面を広範囲に撮影してきたが、今回オービタの軌道を高度約50キロから約21キロの低高度に修正した。低高度に28日間留まって撮影を行い、6日には元の高度に戻っている。

 LROメインカメラの主任調査員でアリゾナ州立大学の研究員マーク・ロビンソン氏は、「新しい低高度望遠カメラによって、月の表面がより鮮明に捉えられている」と話す。「良い例がアポロ17号の着陸地点に写ったバギーの車輪の跡だ。これまでの写真でも走行した跡は見えたが、今回は平行な2本線の轍(わだち)もはっきり確認できる」。

Photograph courtesy NASA
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