南米のオオアリクイ、自動撮影調査

2011.08.16
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落ち葉を嗅ぎ回るオオアリクイ。ブラジルのマナウスでカメラトラップ(自動撮影装置)調査により撮影された。コンサベーション・インターナショナル(CI)によると、食虫哺乳類や小型哺乳類は、生息地が破壊されると真っ先に消えていくという。

Photograph courtesy TEAM Network and WCS
 落ち葉を嗅ぎ回るオオアリクイ。ブラジルのマナウスでカメラトラップ(自動撮影装置)調査により撮影された。コンサベーション・インターナショナル(CI)によると、食虫哺乳類や小型哺乳類は、生息地が破壊されると真っ先に消えていくという。 今回の調査で撮影された数万枚の写真は、哺乳類の数を数えるためだけのものではないと研究論文の著者たちは指摘する。この調査は、動物保護の基盤を提供するものだが、その動物はある意味で人間を守ってくれているのかもしれない。例えば、二酸化炭素を吸収する植物の生育を促す動物は、地球温暖化を抑えていると言えるだろう。

 調査グループを率いたCIのジョージ・アフマダ(Jorge Ahumada)氏は、これを念頭に次のように話している。「このデータが、世界中の保護区域や哺乳類保護の管理改善に役立つことを期待している。これらの非常に重要な動物を監視するために、標準化されたカメラトラップ調査がさらに広く実施されることが望ましい」。

 カメラトラップによる哺乳類調査については、「Philosophical Transactions of the Royal Society B」誌オンライン版に掲載されている。

Photograph courtesy TEAM Network and WCS
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