ブラジル、アマゾン盆地奥地で、新たな“未接触部族”の存在が確認された。ブラジル国立インディアン・ファンデーション(FUNAI)の6月下旬の発表によると、新築の2軒の大きな住居が航空調査で見つかった。

Photograph courtesy Peetsa/Arquivo CGIIRC-Funai
 ブラジル、アマゾン盆地奥地で、新たな“未接触部族”の存在が確認された。ブラジル国立インディアン・ファンデーション(FUNAI)の6月下旬の発表によると、新築の2軒の大きな住居が航空調査で見つかった。 4月に行われた調査の前には、地上からの探索や衛星写真の研究など広範な準備が行われていた。調査隊リーダーでFUNAIの民族環境保護チームを統括するファブリシオ・アモリム(Fabricio Amorim)氏は、「まぐれで結果が出ることはめったにない。パズルを組み立てるように、さまざまな調査が必要だ」と話す。

 部族メンバーの姿は見えないが、実際にそこに住み、活動している証拠は揃っている。

 建物の状況やヤシの葉で葺(ふ)いた屋根の色から、建ててから1年ほど経過しているらしい。また、周囲のトウモロコシ畑からも、比較的最近の整地とわかる。整地した直後に植える作物は、たいがいトウモロコシだからだ。

 人の気配がない理由について、「飛行機を怖がってジャングルに隠れたか、狩猟中だったのかもしれない」とアモリム氏は説明している。

Photograph courtesy Peetsa/Arquivo CGIIRC-Funai