古代ローマ、繰り返される終末説

2011.05.23
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マヤ文明の暦が“この世は2012年で終わる”と予言していると信じる人もいるようだが、古代ローマでも西暦79年のベスビオ山の噴火をこの世の終わりの前兆と考える人々がいた(イラストは、逃げまどうポンペイ市民の想像図)。

 西暦65年に死んだ古代ローマの哲学者セネカの「地球は煙のように消えてなくなる」との予言に基づくものだ。1999年に出版された『Apocalypses: Prophecies, Cults, and Millennial Beliefs through the Ages(終末観と予言の歴史)』によるとセネカはこう言ったという。「この世で私たちが目にしているもの、敬っているものはすべて炎に包まれ、正義と幸福の新しい世界が到来するだろう」。

 結局この世の終わりが来ることはなかったが、それ後も古今東西のさまざまな人々が人類の破滅を繰り返し予言し続けてきた。

Artwork by Peter V. Bianchi, National Geographic Stock
 マヤ文明の暦が“この世は2012年で終わる”と予言していると信じる人もいるようだが、古代ローマでも西暦79年のベスビオ山の噴火をこの世の終わりの前兆と考える人々がいた(イラストは、逃げまどうポンペイ市民の想像図)。 西暦65年に死んだ古代ローマの哲学者セネカの「地球は煙のように消えてなくなる」との予言に基づくものだ。1999年に出版された『Apocalypses: Prophecies, Cults, and Millennial Beliefs through the Ages(終末観と予言の歴史)』によるとセネカはこう言ったという。「この世で私たちが目にしているもの、敬っているものはすべて炎に包まれ、正義と幸福の新しい世界が到来するだろう」。

 結局この世の終わりが来ることはなかったが、それ後も古今東西のさまざまな人々が人類の破滅を繰り返し予言し続けてきた。

Artwork by Peter V. Bianchi, National Geographic Stock
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