ネッシー、エイプリルフールの動物

2011.04.04
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20世紀最大級のミステリーと言えば、イギリス、スコットランドのネス湖に生息するとされる「ネッシー」だ。ネッシー伝説の発端となる奇妙な水獣に、アイルランドの修道僧、聖コルンバが遭遇したのは1400年以上も前になる。米ナショナルジオグラフィック ニュースでも2003年に取り上げられた。

Photograph from Keystone/Getty Images
 20世紀最大級のミステリーと言えば、イギリス、スコットランドのネス湖に生息するとされる「ネッシー」だ。ネッシー伝説の発端となる奇妙な水獣に、アイルランドの修道僧、聖コルンバが遭遇したのは1400年以上も前になる。米ナショナルジオグラフィック ニュースでも2003年に取り上げられた。 しかし、その存在が脚光を浴びるのは湖までの道が整備され、見晴らしが良くなる1933年になってからだ。スコットランド北部、ドロムナドロケット(Drumnadrochit)にあるホテルの主人の目撃を皮切りに、たちまち多数の情報が寄せられた。

 1934年には、濁った湖面から首を出している姿が公開された(写真)。撮影者は名高い産婦人科医だったロバート・ウィルソン氏。一躍大ブームを巻き起こし、ネッシーの最も有名な一枚となった。

 この写真は1994年に再び注目を集める。ウィルソン氏の知人、クリスチャン・スパーリング氏が死の間際に捏造を告白していたと明らかになったからだ。実は、おもちゃの潜水艦にプラスチックの首を取り付けて撮影したのだという。

Photograph from Keystone/Getty Images
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