巨大淡水エイ、ダム建設で危機

2011.03.31
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メコン川流域では大がかりなダム建設計画が進行中だが、それによってこの川に住む巨大魚たちの生存が危ぶまれている。この巨大な淡水エイもその1つだ。写真の巨大エイは、カンボジアとベトナムの国境付近で2002年にナショナル ジオグラフィック協会のプロジェクトにより派遣された水生生態学者ゼブ・ホーガン氏が発見したもので、鼻から尾の先までの全長は413センチあった。

Photograph by Zeb Hogan, AP
 メコン川流域では大がかりなダム建設計画が進行中だが、それによってこの川に住む巨大魚たちの生存が危ぶまれている。この巨大な淡水エイもその1つだ。 3月24日から26日にかけて行われた東南アジア4カ国の会議で、メコン川流域に11のダムを建設するという、論議を呼んでいる計画の第一段階を実施に移すかどうかが討議された。

 ダムの目的はこの地域への電力供給だが、環境保護派はダムの建設がメコン川の繊細な生態系に大きな影響を与えることを危惧している。メコン川には、このエイ以外にも多くの貴重な淡水生物が暮らしているほか、食物や生活基盤をこの川に依存している地域の人々への影響も懸念される。

 写真の巨大エイは、カンボジアとベトナムの国境付近で2002年にナショナル ジオグラフィック協会のプロジェクトにより派遣された水生生態学者ゼブ・ホーガン氏が発見したもので、鼻から尾の先までの全長は413センチあった。

Photograph by Zeb Hogan, AP
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