イルカとイッカク、北極のハイブリッド

2010.12.16
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北極に生息するシロイルカ(写真左)とイッカク。「北極のハイブリッド(異種交雑)」の発端はこの2種からだった。アメリカ、アラスカ州ジュノーにある国立海洋哺乳類研究所(National Marine Mammal Laboratory)のブレンダン・ケリー氏のチームによると、北極の海洋哺乳類22種で雑種が生まれている可能性が極めて高いという。

Photographs by Brian J. Skerry, National Geographic (left) and Paul Nicklen, National Geographic
 北極に生息するシロイルカ(写真左)とイッカク。「北極のハイブリッド(異種交雑)」の発端はこの2種からだった。アメリカ、アラスカ州ジュノーにある国立海洋哺乳類研究所(National Marine Mammal Laboratory)のブレンダン・ケリー氏のチームによると、北極の海洋哺乳類22種で雑種が生まれている可能性が極めて高いという。 イッカクとシロイルカはどちらもハクジラ亜目イッカク科に属する。その雑種とみられるクジラの頭蓋骨が1980年代後半にグリーンランド西部で発見された。地元のハンターからも、両者の特徴を合わせ持ったクジラの目撃情報が寄せられている。

「温暖化による進行が指摘されている北極のハイブリッドは、ずいぶん前から起きていたようだ」とケリー氏らは論じている。

Photographs by Brian J. Skerry, National Geographic (left) and Paul Nicklen, National Geographic
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