水問題、ボリビアのリチウム開発

2010.12.13
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ウユニ塩原で切り出される塩のブロックが、マンハッタンの高層ビルのように並んでいる。当地は塩の生産のほか、アクセスが困難にもかかわらず毎年約6万人の観光客を集める塩原観光が主要産業である。ボリビア政府はリチウム資源開発による観光客や周辺住民への影響はないと判断しているが、環境団体は深刻な水不足や水質汚染が発生する恐れがあると懸念している。

Photograph by Gaston Brito, Reuters
 ウユニ塩原で切り出される塩のブロックが、マンハッタンの高層ビルのように並んでいる。当地は塩の生産のほか、アクセスが困難にもかかわらず毎年約6万人の観光客を集める塩原観光が主要産業である。ボリビア政府はリチウム資源開発による観光客や周辺住民への影響はないと判断しているが、環境団体は深刻な水不足や水質汚染が発生する恐れがあると懸念している。 インフラ整備にも問題がある。アメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコとボリビアの都市ラパスを拠点に活動する団体「ザ・デモクラシー・センター」(The Democracy Center)は次のように話す。「政府はデトロイトや東京のようなハイテク工業地帯に変えようと目論んでいるが、現状と言えば主要ホテルでも熱いシャワーが出るのは1日1回、それもたった6分間だけだ」。

Photograph by Gaston Brito, Reuters
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