死海文書、ネット公開へ:聖なるパズル

2010.10.21
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死海文書に含まれていた旧約聖書中の一書で、モーセの十戒が記されている「申命記」の一部。約3万点の断片からなる死海文書が全編デジタルスキャンされ、2011年にネット上で一般公開されることになった。

 イスラエル考古学庁で死海文書プロジェクトの責任者を務めるプニナ・ショル氏は、死海文書を「究極のパズル」と形容する。「古文書というと大きな巻物を思い浮かべる人が多いだろう。だが約2000年前の死海文書は膨大な数の断片からなる。現物をつなぎ合わせて復元する作業は、煩雑であるばかりか学術的にも難解だ」。

Photograph courtesy IAA
 死海文書に含まれていた旧約聖書中の一書で、モーセの十戒が記されている「申命記」の一部。約3万点の断片からなる死海文書が全編デジタルスキャンされ、2011年にネット上で一般公開されることになった。 イスラエル考古学庁で死海文書プロジェクトの責任者を務めるプニナ・ショル氏は、死海文書を「究極のパズル」と形容する。「古文書というと大きな巻物を思い浮かべる人が多いだろう。だが約2000年前の死海文書は膨大な数の断片からなる。現物をつなぎ合わせて復元する作業は、煩雑であるばかりか学術的にも難解だ」。

 オンライン公開で、世界中の研究者が詳しく分析できる貴重な機会が生まれる。「新たな解読や解釈を大いに期待したい」とショル氏は話す。

 今回のデジタルスキャンプロジェクトは、1950年の公刊開始以来初の全編の画像化となる。

Photograph courtesy IAA
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