ペルー・チリ海溝の生物:クサウオ

2010.10.15
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白い幽霊のようなクサウオの新種。太平洋南東部のペルー・チリ海溝で最近行われた海洋調査で、水深7キロの深海を泳いでいるところを撮影された。 れた。

 クサウオは地球で最も深い海に生息する脊椎動物で、太平洋の他の海溝でも見つかっている。これまでに最も深い海で確認された魚類は、2008年に日本海溝の水深約7.7キロの地点で撮影されたクサウオだ。

Image courtesy Oceanlab, University of Aberdeen
 白い幽霊のようなクサウオの新種。太平洋南東部のペルー・チリ海溝で最近行われた海洋調査で、水深7キロの深海を泳いでいるところを撮影された。 クサウオは地球で最も深い海に生息する脊椎動物で、太平洋の他の海溝でも見つかっている。これまでに最も深い海で確認された魚類は、2008年に日本海溝の水深約7.7キロの地点で撮影されたクサウオだ。

 今回の調査を共同主催したスコットランド、アバディーン大学海洋研究所(Oceanlab)の所長モンティ・プリエデ氏は、「新種のクサウオの非常に鮮明な写真を撮影することができ、ますます興味をかき立てられている。これまでに誰も見たことがなく、もちろん誰も撮影したことのないものだ」と語る。

 海洋研究所によれば、今回発見された体長約15センチのクサウオは非常に深い海で、1平方センチ当たり700キログラムという大きな水圧に耐えて生息している。プリエデ氏は、「この魚を水族館で見てもそれほど珍しいとは感じないかもしれないが、生物化学的に分子レベルまで詳細に見れば、高い水圧の中という環境に非常によく適応した生物であることがわかる」と語る。

Image courtesy Oceanlab, University of Aberdeen
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