巨大な古代鳥類:頭蓋骨

2010.09.16
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くちばし部分に歯のような突起が並ぶペラゴルニス・チレンシスの頭蓋骨の化石。

 今回の研究には参加していないアメリカ自然史博物館のエステル・ボードン氏によれば、骨質歯鳥は、くちばしを水面に突き入れて“偽物の歯”で魚やイカを素早く捕え、咀嚼せずに丸呑みにしたという。5000万年を超える長い期間にわたって地球上の広い範囲に生息し、鮮新世の終わり近くの今から250万年ほど前に絶滅した。

Photograph courtesy S. Trankner, Forschungsinstitut Senckenberg
 くちばし部分に歯のような突起が並ぶペラゴルニス・チレンシスの頭蓋骨の化石。 今回の研究には参加していないアメリカ自然史博物館のエステル・ボードン氏によれば、骨質歯鳥は、くちばしを水面に突き入れて“偽物の歯”で魚やイカを素早く捕え、咀嚼せずに丸呑みにしたという。5000万年を超える長い期間にわたって地球上の広い範囲に生息し、鮮新世の終わり近くの今から250万年ほど前に絶滅した。

 研究の主著者で、ドイツにあるゼンケンベルク研究所のゲーラルト・マイヤー氏は声明の中で次のように述べている。「この巨大な海鳥は映画『ジュラシック・パーク』に出てくる生き物のように見えるかもしれないが、空飛ぶ爬虫類ではなくれっきとした鳥類だ。絶滅直前のペラゴルニス・チレンシスが、アフリカ北部に出現した人類の最も初期の祖先と同じ時期に生息していた可能性もある」。

Photograph courtesy S. Trankner, Forschungsinstitut Senckenberg
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