新種の古代クジラ:化石の発掘現場

2010.06.28
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ペルーの街イーカ近郊の砂漠に露出した岩の中から、古代のマッコウクジラの新種レビアタン・メルビレイ(Leviathan mellvillei)の化石が発掘された(撮影日不明)。

 旧約聖書に登場する海の怪物レビアタンのように恐ろしいこのクジラは、同じ時代の同じ海域に生息していたサメ、メガロドン(学名:Carcharodon megalodon)のライバルだった可能性がある。メガロドンは歴史上で最大のサメで、餌とする他のクジラを巡ってレビアタン・メルビレイと争っていた可能性がある。研究を率いたオリビエ・ランベール氏は、「もしかすると直接闘っていたかもしれない」と推測する。

 この2つの巨大海獣が実際に闘ったとしたら、勝敗の行方を想像することは難しい。「当然、互いの子どもを攻撃した可能性が高いが、成体同士の争いになればどちらが勝ってもおかしくない」。

Photograph by G. Bianucci, Universita di Pisa
 ペルーの街イーカ近郊の砂漠に露出した岩の中から、古代のマッコウクジラの新種レビアタン・メルビレイ(Leviathan mellvillei)の化石が発掘された(撮影日不明)。 旧約聖書に登場する海の怪物レビアタンのように恐ろしいこのクジラは、同じ時代の同じ海域に生息していたサメ、メガロドン(学名:Carcharodon megalodon)のライバルだった可能性がある。メガロドンは歴史上で最大のサメで、餌とする他のクジラを巡ってレビアタン・メルビレイと争っていた可能性がある。研究を率いたオリビエ・ランベール氏は、「もしかすると直接闘っていたかもしれない」と推測する。

 この2つの巨大海獣が実際に闘ったとしたら、勝敗の行方を想像することは難しい。「当然、互いの子どもを攻撃した可能性が高いが、成体同士の争いになればどちらが勝ってもおかしくない」。

 2008年の研究によれば、メガロドンはこれまでに生息が確認されている生物の中で噛む力が最も強く、小型車をつぶせるほどだったことが判明している。レビアタン・メルビレイの噛む力の研究はまだ行われていないと同氏は付け加える。

Photograph by G. Bianucci, Universita di Pisa
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