新種のセディバ猿人:水を求めて洞窟へ

2010.04.08
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南アフリカの洞穴で化石が見つかった新種の猿人アウストラロピテクス・セディバ(セディバ猿人)は、200万年前ごろ、森林と草原の混生地帯で生活を営んでいたようだ。平地が小高い丘や断崖で分断され、写真のような洞穴も形成された(発見場所付近で撮影)。

 巨大肉食獣サーベルタイガーのほか、ハイエナやアンテロープ(レイヨウ)、ウサギなど、セディバ猿人と同時代の古代動物の化石も同じ洞穴で見つかっている。

 専門家の推測では、化石の成人女性と少年は厳しい干ばつで脱水症状を起こし、地下水源を探して洞窟に入った可能性があるという。

Photograph courtesy Paul Dirk
 南アフリカの洞穴で化石が見つかった新種の猿人アウストラロピテクス・セディバ(セディバ猿人)は、200万年前ごろ、森林と草原の混生地帯で生活を営んでいたようだ。平地が小高い丘や断崖で分断され、写真のような洞穴も形成された(発見場所付近で撮影)。 巨大肉食獣サーベルタイガーのほか、ハイエナやアンテロープ(レイヨウ)、ウサギなど、セディバ猿人と同時代の古代動物の化石も同じ洞穴で見つかっている。

 専門家の推測では、化石の成人女性と少年は厳しい干ばつで脱水症状を起こし、地下水源を探して洞窟に入った可能性があるという。

 研究の共著者であるオーストラリアのジェームズクック大学のポール・ダークス氏は、動物たちも地下水のにおいをたどって中に入ったとみている。同氏は7日の記者会見で、「おそらく行き詰まってしまって、ついには落命したのだろう」と述べた。

Photograph courtesy Paul Dirk

文=Ker Than

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