南極、幻の山脈:ガンブルツェフの全貌

2010.01.25
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南極大陸の中央部で氷床(図の青い部分)の表面から何千メートルも下に隠れた、いわゆる“幻の山脈”がついに全貌を現しつつあることが2009年12月に発表された。

 2008年と2009年に行われた氷床内部のレーダー探査により、ガンブルツェフ山脈のこれまでで最も詳細な画像(上図はその一例)が得られた。その結果、この山脈が激しい起伏を持つことがわかったという。

 このレーダー画像は起伏が若干強調されているものの、標高およそ2600メートルのガンブルツェフ山脈の姿をはっきりと捉えている。この山脈は数億年前に形成された後に南極の氷に覆われた可能性が高いと、コロンビア大学ラモント・ドハティー地球研究所の地球物理学者ロビン・ベル氏は話す。

Illustration courtesy Michael Studinger
 南極大陸の中央部で氷床(図の青い部分)の表面から何千メートルも下に隠れた、いわゆる“幻の山脈”がついに全貌を現しつつあることが2009年12月に発表された。 2008年と2009年に行われた氷床内部のレーダー探査により、ガンブルツェフ山脈のこれまでで最も詳細な画像(上図はその一例)が得られた。その結果、この山脈が激しい起伏を持つことがわかったという。

 このレーダー画像は起伏が若干強調されているものの、標高およそ2600メートルのガンブルツェフ山脈の姿をはっきりと捉えている。この山脈は数億年前に形成された後に南極の氷に覆われた可能性が高いと、コロンビア大学ラモント・ドハティー地球研究所の地球物理学者ロビン・ベル氏は話す。同氏は国際極年(2007~2008年)科学プロジェクトの一環で行われた南極ガンブルツェフ地区プロジェクトの責任者である。

 同氏によると、ガンブルツェフ山脈の規模と形状はレーニア山があるアメリカのカスケード山脈に似ているという。

Illustration courtesy Michael Studinger
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