メジロダコの不思議な生態:高い知能

2009.12.14
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インドネシア沖の海底でココナツの殻から這い出るメジロダコ、学名Octopus marginatus(撮影日不明)。一休みを終えて移動を開始するにあたり、半分に割れた“おわん”のような殻を2枚重ねで運ぼうという算段だ。2009年12月に行われたある研究によって、この習性は動物による道具使用の例とされた。

 ヒト以外の生物による高度な知的行動は、チンパンジー、カラス、イルカなどの道具使用でも知られているが、タコで確認されるのは極めて異例といえる。

「イカやタコなどの頭足類が道具を使うなんて考えもしていなかった」と生物人類学者でロサンゼルスにあるジェーン・グドール研究所(JGRC)の共同責任者を務めるクレイグ・スタンフォード氏は語った。

 同氏は殻を単なるエサ集めの道具と考えていたが、その予想は裏切られた。「チンパンジーだって自然素材を使って身を守るようなことはしないのにね」。

Photograph courtesy Roger Steene
 インドネシア沖の海底でココナツの殻から這い出るメジロダコ、学名Octopus marginatus(撮影日不明)。一休みを終えて移動を開始するにあたり、半分に割れた“おわん”のような殻を2枚重ねで運ぼうという算段だ。2009年12月に行われたある研究によって、この習性は動物による道具使用の例とされた。 ヒト以外の生物による高度な知的行動は、チンパンジー、カラス、イルカなどの道具使用でも知られているが、タコで確認されるのは極めて異例といえる。

「イカやタコなどの頭足類が道具を使うなんて考えもしていなかった」と生物人類学者でロサンゼルスにあるジェーン・グドール研究所(JGRC)の共同責任者を務めるクレイグ・スタンフォード氏は語った。

 同氏は殻を単なるエサ集めの道具と考えていたが、その予想は裏切られた。「チンパンジーだって自然素材を使って身を守るようなことはしないのにね」。

Photograph courtesy Roger Steene
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