センザンコウ、密猟で絶滅の危機

2009.07.10
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アルマジロのようなウロコ状の鎧(よろい)をまとったセンザンコウは、自然の中ではその身をうまく守っているように見える。しかし、そのウロコと肉を求める中国人の前にあっては、進化がもたらした装甲も不十分だったようだ。

 法律上は、中国、カンボジア、ベトナム、ミャンマー(ビルマ)、およびラオスの各国で捕獲が禁じられているが、2009年7月14日に世界自然保護基金(WWF)が自然保護団体「トラフィック」および国際自然保護連合(IUCN)と共に発表した報告によれば、センザンコウは種の存続が危惧されるほど密猟でその数を減らしているという。

Photograph courtesy Bjorn Olesen, WWF/TRAFFIC/IUCN
 アルマジロのようなウロコ状の鎧(よろい)をまとったセンザンコウは、自然の中ではその身をうまく守っているように見える。しかし、そのウロコと肉を求める中国人の前にあっては、進化がもたらした装甲も不十分だったようだ。 密猟で捕獲されたセンザンコウは、ボイル後に冷凍して密輸されるという。昨年にはインドネシアで、中国向け貨物の中から38トンの冷凍センザンコウが発見され押収されている。

 法律上は、中国、カンボジア、ベトナム、ミャンマー(ビルマ)、およびラオスの各国で捕獲が禁じられているが、2009年7月14日に世界自然保護基金(WWF)が自然保護団体「トラフィック」および国際自然保護連合(IUCN)と共に発表した報告によれば、センザンコウは種の存続が危惧されるほど密猟でその数を減らしているという。

 センザンコウは、インド亜大陸、アジア、アフリカに生息するが、WWFによると特に中国で需要が高く、国内で乱獲が進んでいるという。報告では、中国内での供給が減ったことが、カンボジア、ベトナム、インドネシアなど東南アジア諸国での密猟の増加につながっているとしている。

Photograph courtesy Bjorn Olesen, WWF/TRAFFIC/IUCN
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