キューバ南東部のグアンタナモ米軍基地で繁殖しているキューバイワイグアナ。この写真は2008年5月にグアンタナモ湾にある同基地のキャンプ4収容施設で撮影された。
Photograph by Rodrigo Abd/AP
キューバ南東部のグアンタナモ米軍基地で繁殖しているキューバイワイグアナ。この写真は2008年5月にグアンタナモ湾にある同基地のキャンプ4収容施設で撮影された。 このイグアナは、食料が不足気味の地域では重要な蛋白(たんぱく)源として捕獲されているが、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅の危険が増大している種として絶滅危惧Ⅱ類に分類されている。
IUCNの推定によると、グアンタナモ湾という比較的小さな地域にいるキューバイワイグアナが、キューバ全体に生息する総個体数の6~8%を占めているという。基地が実施している保護策の成果だ。
Photograph by Rodrigo Abd/AP
文=Brian Handwerk