――オオグソクムシ自体は、駿河湾ではよく捕れるんですよね。

 長谷川船長は、カニ籠漁を45年くらいやっているベテラン漁師ですが、そのカニ籠にオオグソクムシがよく入るんだそうです。ヌタウナギの筒漁でも、今回のように入る。もう「これまで何十万匹も捕っているんじゃないか」と言っていました。しかし「白いオオグソクムシは初めて見た」と。

――グソクムシのアルビノ個体は、世界的にも珍しいものなのでしょうか。

 そのようです。後日、番組のスタッフがアメリカの世界的な海洋生物研究の権威2人に、このオオグソクムシについて問い合わせたそうです。

 すると「明らかにアルビノで、これまでに見たことがない」という返事を2人からいただいたとのことです。

――すごく幸運なできごとですね。そんな珍しい生き物に出会えるとは。

 一緒の船に乗せてもらって、ロケをしていただけなのに、これほどの幸運に恵まれるとは、我ながら不思議に思います。

(C)TBS

この連載の前回の
記事を見る

この連載の次の
記事を見る