ヘノドゥス・ケリオプス

Henodus chelyops
ヘノドゥス・ケリオプス
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早わかり

分類: 先史時代の生物
保護状態: 絶滅
食性: 肉食
体長: 全長 1 メートル
ヘノドゥスは、海ではなく汽水や淡水の湖に生息していた唯一の板歯類であった。

成人男性(180cm)との比較

プロフィール

 ヘノドゥスは、体長が約1メートルあり、板歯類(ばんしるい)と呼ばれる水生爬虫類であった。クチバシのような形をした口を持ち、上アゴの2本の歯で、湖底にいる貝を砕いて食べていた。クチバシは目のすぐ先にあり、その先端が角張っているため、頭全体が四角い形に見える。古代の板歯類は、防御のための骨のように硬い甲羅を持っており、その幅は普通のカメの2倍あった。全体的にはカメを平たくしたような形だったのだろう。

 ヘノドゥスが生息していたのは2億2800万~2億年前の三畳紀後期である。船の櫂(かい)のような四肢と短い尾は、彼らが住んだヨーロッパの浅い湖で活動するのに適していたと考えられる。ヘノドゥスは空気呼吸をしていたので、水陸両生と言えるだろう。休息するため、あるいは敵から逃れるために陸にあがった。しかし、その弱い四肢での歩行は容易ではなかったものと考えられる。

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