ドリコリンコプス・オスボルニ

Dolichorhynchops osborni
ドリコリンコプス・オスボルニ
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早わかり

分類: 先史時代の生物
保護状態: 絶滅
食性: 肉食
寿命:
体長: 最大 4.6 メートル
体重:
人間やキリンなどを含む現代の哺乳類には、首に7本の脊椎骨があるが、ドリコリンコプスには20本以上もあった。

成人男性(180cm)との比較

プロフィール

 ドリコリンコプスは、長い櫂(かい)のようなヒレを持ち、ペンギンのように泳ぎ回る、首の短いプレシオサウルスの仲間だ。海生爬虫類は、小さな獲物を発見するのに適した大きな目を持つ、敏捷な水中のアスリートで、30~40本の鋭い歯が1列に並んだ細長いアゴを持ち、エサを丸のみにすることができた。

 体長は4~5メートルで、滑らかな皮膚で覆われていたと考えられる。翼のようなヒレ足は、およそ100本の密集した骨から成り、陸上では硬すぎるヒレも、速く泳ぐには適していたと考えられる。獲物を求めて深く潜ることもできたかもしれないが、呼吸をする必要があったことから、大半の時間を水面の近くで過ごしたものと思われる。

 この首の短いプレシオサウルスには、ほとんど外敵が存在しなかったと推測される。しかし、非常に鋭い歯を持ったサメやモササウルス科の巨大なティロサウルスなど、獰猛な海の怪物に攻撃されることはあっただろう。なぜなら、ティロサウルスの化石の体内から幼いドリコリンコプスの残骸が発見されているのだ。また、体内に胎児を宿したドリコリンコプスの化石も発見されており、彼らが卵ではなく子どもを出産していたという有力な証拠となっている。

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