トリケラトプス・ホリドゥス

Triceratops horridus
トリケラトプス・ホリドゥス
Image © National Geographic Society
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早わかり

分類: 先史時代の生物
保護状態: 絶滅
食性: 草食
寿命:
体長: 9 メートル
体重:
トリケラトプス・ホリドゥスのえり飾りは、幅が約2メートルにもなる。

バスとの比較

プロフィール

 岩のように硬いツノ、盾のような後頭部のえり飾り、がっしりした胴体、そして顔に3本のツノを持つトリケラトプス・ホリドゥスは、白亜紀後期において威圧的な存在であったに違いない。しかしその外見とは裏腹に、草食であった。

 化石から、トリケラトプス・ホリドゥスの体長は約9メートル、高さは約3メートル、そして、体重は4~6トンだったことがうかがえる。頑丈な4本の足がトリケラトプス・ホリドゥスの体を支えていたが、動きはそれほど機敏ではなかったようだ。

 現代のサイと同じく、トリケラトプス・ホリドゥスは多くの時間を、エサを食べるのに費やしていたと考えられる。クチバシのような口と、鋭い臼歯が並ぶ強いアゴを使ってソテツやシダなど背の低い植物をかみ砕き、すりつぶして食べていた。

 トリケラトプス・ホリドゥスの最大の特徴は、その特徴のある頭部である。直径は1.2~1.5メートルもあり、立派なツノと大きなえり飾りがついていた。鼻の近くにある1本の短いツノと、額にある2本の長いツノを使って、ティラノサウルスなどから身を守っていた。また、求愛行動の際にもツノが使われたと考えられている。

 ツノの後ろには幅が約2メートルもある骨でできたえり飾りがある。えり飾りの役目については明らかにされていないが、首を敵から守るためであったかもしれない。あるいはクジャクの広げた羽のように、求愛行動の際にメスの注意を引くための飾りであったのかもしれない。また、体温を調節する、ラジエーターの役目をしていた可能性もある。

 この角竜は、白亜紀末期に存在した最後の恐竜の中の一種である。約6500万年前、白亜紀と第三紀にかけて起こった種の大量絶滅の直前に生息していた。

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