テスケロサウルス・ネグレクトゥス

Thescelosaurus neglectus
テスケロサウルス・ネグレクトゥス
Image © National Geographic Society
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早わかり

分類: 先史時代の生物
保護状態: 絶滅
食性: 草食
体長: 3.7 メートル
体重: 300キログラム


成人男性(180cm)との比較

プロフィール

 テスケロサウルス・ネグレクトゥスは2本の足で移動し、その長いしっぽでバランスをとって走る直立ランナーだった。彼らは地表で生活し、低地の植物を食べていた。

 

 この「美しいが無視されたトカゲ」(学名の意味)は、最初の化石が収集されてから数十年の間、固有の種であるとは認識されていなかった。ある研究者グループが、テスケロサウルスはワニ目の爬虫類と鳥の進化のリンクを意味するかもしれないと発表してから、古生物論争の的となった。「ウィロー(Willo)」という愛称で呼ばれた標本は、化石化した心臓も一緒に発見された最初の恐竜であった。一部の専門家は、その心臓には哺乳類や鳥類と同様に4室に分かれており、爬虫類のものと異なることを指摘した。

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 このような心臓は、恐竜が爬虫類より鳥や哺乳動物に近い恒温動物で、活発な生物であったという仮説を裏付けるのに役立つであろう。しかしながら、この化石に本当に心臓が残されていたかどうかにも多くの議論が費やされ、この発見に異論を唱える専門家もいる。

 

 テスケロサウルスは、恐竜の支配した時代の後期に、おそらく7500万年前という早い時期から北アメリカ西部に生息し、6500万年前の白亜紀第三紀の壊滅的な絶滅で滅んだと考えられている。

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