ミズダコ

Enteroctopus dofleini
ミズダコ
Photograph by Bob Cranston / Animals Animals - Earth Scenes
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早わかり

分類: 無脊椎動物
保護状態: なし
食性: 肉食
寿命: 野生: 3 ~ 5 年
体長: 3 ~ 5 メートル
体重: 10 ~ 50 キログラム
タコの付属肢は、触手ではなく腕と呼ばれる。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ミズダコはタコの中で最大の種であり、寿命も最長である。最も大きなもので体長9.1メートル、体重272キログラムという記録がある。平均は5メートル、50キログラム程度だ。寿命は約4年で、オスもメスも繁殖を終えるとすぐに死んでしまう。メスは数カ月の抱卵期間は生き続けるが、この間はエサを取らない。通常、卵が孵化するとすぐに死ぬ。

  ミズダコは巨大な球状の頭を持つ。通常は赤褐色だが、ほかのタコと同様、皮膚には特別な色素細胞があるので、体の色や質感を変えることができ、複雑な模様を持つサンゴや植物や岩などの間に紛れ込む。

  捕食をするのは夜で、主にエビや貝、ロブスター、魚を食べるが、鋭いクチバシ状の口を突き刺して肉を裂き、サメや鳥を襲って食べることでも知られている。カリフォルニア南部から、アラスカ、アリューシャン列島西部、日本にかけての太平洋の温帯海域に広く生息する。

  また、高度な知能を持っていて、瓶のふたを開けたり、ほかのタコを擬態したり、迷路の出口を探し当てるといったことを学習することが研究で分かった。個体数は明らかではなく、現在のところ絶滅危惧種には指定されていない。しかし環境の変化に敏感であるため、生息地の汚染の影響が心配されている。

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