ミツバチ

Apis mellifera
蜜を集めるハタラキバチ
Photograph by Bates Littlehales
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早わかり

分類: 昆虫
保護状態: なし
食性: 草食
寿命: 野生: ~ 5 年
体長: (働きバチ) 5 ~ 15 ミリ

クリップとの比較

分布

プロフィール

 大昔から、人はハチの巣からハチミツと蜜蝋を採取してきた。ミツバチは多くの種が野生で生息しているが、ハチミツの商業的利用が養蜂産業を生み出し、現在は多くのミツバチが人間の手によって飼育・管理されている。

 すべてのミツバチは社会性を持っており、互いに協力し合って巣を形成して暮らしている。巣の中に住むミツバチは一般的に3種類に分けられる。

 ほとんどの人が目にしているのは働きバチであり、彼らは性的に未発達なメスだ。働きバチは食料(花の花粉と蜜)を集めて巣を作り、それを守る。また羽をばたばたさせて巣の内部を清潔にし、空気を循環させるなど、その他多くの役割を担っている。

 女王バチの役目はただ1つ、巣を守る次世代の卵を産むことである。一般に、巣にはただ1匹の女王バチが住む。女王バチが死ぬと、働きバチがロイヤルゼリーと呼ばれる特殊な食べ物を若い幼虫に与え、新しい女王バチを育てる。そのロイヤルゼリーが、通常は働きバチとなる幼虫を繁殖力のある女王バチに成長させるのだ。また、女王バチはほかのハチの行動を指揮する化学物質を作り出し、巣の作業をコントロールする。

 オスはドローン(怠け者などの意味)と呼ばれる最下位のミツバチである。春と夏には1つの巣に何百匹ものオスが住むが、冬になり巣に花粉や蜜が少なくなると巣から追い出される。

 ミツバチは貯蔵した蜜と花粉で冬を越し、ボールのように群がって暖かさを保つ。冬の間、幼虫は貯えられた食料を与えられ、春が訪れるまでに、ハチの巣は新しい世代でごったがえす。

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