クロカジキ

Makaira nigricans
水面から飛び上がるクロカジキ
Photograph by Tony Arruza/Corbis
(写真クリックで拡大)
早わかり

分類: 魚類
保護状態: なし
食性: 肉食
寿命: 野生: ~ 27 年 (メス)
体長: 最大 4 メートル
体重: 最大 900 キログラム
クロカジキは、アーネスト・ヘミングウェイの古典的小説「老人と海」に登場する。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 美しいクロカジキは、世界最大の魚類である。オスよりも大きいメスのクロカジキは体長4.3メートル、体重900キロ以上に成長する。平均体長はおよそ3.4メートルで、平均体重は90~180キロだ。

 大西洋、太平洋、インド洋の熱帯や温帯の海域に生息している。体の上部はコバルトブルーで下部はシルバー、しっかりした背びれと、吻(ふん)と呼ばれる剣のように長い上アゴが特徴だ。

 一生のほとんどを沖合で過ごし、暖流にのって数百、数千キロもの距離を回遊する。暖かい海面を好み、サバやマグロをエサとするが、イカを食べるために深海に潜ることもある。クロカジキは最も速く泳ぐことのできる魚で、密集した魚の群を剣のように長い上アゴで襲い捕食する。

 トローリングでは、針にかかると激しく抵抗することで知られ、釣り人の究極のターゲットになっている。また、その肉は食用として人気が高く、特に日本では照り焼きや刺身として食される。

 現在、危機に瀕してはいないが、保護派は大西洋での乱獲について懸念している。

動物大図鑑トップへ