オオメジロザメ

Carcharhinus leucas
オオメジロザメ
Photograph by Nick Caloyianis
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早わかり

分類: 魚類
保護状態: なし
食性: 肉食
寿命: 野生: 16 年
体長: 2 ~ 3 メートル
体重: 90 ~ 230 キログラム
オオメジロザメは、アマゾン川の河口から数千キロ上流で目撃されたことがある。またニカラグアでも、内陸部にあるニカラグア湖に向かって、まるでサケのように急流を遡上していく姿が確認されている。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 オオメジロザメは普段は熱帯地域の海岸線などの魚の多い海域に生息している。しかし、汽水や淡水でも生きられるため、河川やその支流を泳いで陸地の奥まで泳いでいくこともある。攻撃的で好奇心の強い性格から、多くの専門家がオオメジロザメを世界一危険なサメだと考えている。有名なホホジロザメやイタチザメと共に、人間を襲う可能性が高いサメの一種に数えられている。

  オオメジロザメは英語名を「Bull Shark」といい、短く丸い鼻と荒い気性、そして獲物に襲いかかる前に頭突きをする癖に由来している。サメの中では中型で、太くどっしりとした体と長い胸ビレを持っている。背面は灰色で腹部は白い。ヒレの先端は黒く、特に若いオオメジロザメではよく目立つ。

  オオメジロザメは、暖かい海域の浅瀬であれば全世界で見られる。肉食で動きが機敏なため、魚やイルカ、ほかのサメなど、目に入るものの大半をエサとする。本来は人間を食べることはないが、水の濁った河口や入り江によく出入りしており、好奇心やふとしたはずみで人を襲うことがある。

  オオメジロザメは現在、絶滅の危機に瀕しているわけではない。しかし、その肉や皮、脂を採るための大規模な捕獲が行われており、個体数は減少している可能性がある。実際にある研究によれば、オオメジロザメの平均体長は過去数十年で著しく小さくなっていることが分かっている。

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