アンコウ

Lophius piscatorius
アンコウ
Photograph by Bruce Robison/Corbis
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早わかり

分類: 魚類
保護状態: なし
食性: 肉食
体長: 約 20 センチ
体重: 最大 50 キログラム
アンコウの光るルアーは、何百万もの生物発光バクテリアの助けで発光する。

ティーカップとの比較

分布

プロフィール

 深海魚のアンコウは、地球上で最も醜い魚といわれている。彼らは、最も住みにくい暗黒の海底に生息していることから、不機嫌に見えるのかもしれない。

 200種類以上が存在し、一部は熱帯の浅瀬に生息しているが、ほとんどは太平洋と南極海の水面から最深1500メートルの深海に暮らしている。一般にくすんだ灰色か、茶色をしている。アンコウは極めて大きい頭と、のこぎりのような鋭い歯が並ぶ三日月形の大きな口を持っている。一部のアンコウは全長1メートルほどの大きさに成長する。通常は30センチ以下である。

 この魚の最も顕著な特徴はメスだけに見られる。それは、口の上に突き出しているつり竿のような棒状の突起である。先端に発光体が付いており、このつり竿のようなもので獲物をおびき寄せる。口は極めて大きく、体は非常に柔らかい。アンコウは自分の2倍もある獲物をのみ込むことができる。

 オスのアンコウはメスに比べてかなり小さく、メスのような特徴を持たない。オスのアンコウはメスに出会うと、その鋭い歯で咬みついて離れない。しばらくするとメスの肌や血管と結合し、精巣以外のすべての器官を失い、肉体的にメスと融合する。メスは体内に6匹以上のオスを寄生させる。

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