スポテッドサラマンダー(キボシサンショウウオ)

Ambystoma maculatum
小石の間のスポテッドサラマンダー(キボシサンショウウオ)
Photograph by George Grall
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早わかり

分類: 両生類
保護状態: なし
食性: 肉食
寿命: 野生: ~ 20 年
体長: 18 センチ

スポテッドサラマンダーは毎年同じルートを通り、同じ繁殖池に戻って繁殖を行う。

ティーカップとの比較

分布

プロフィール

 スポテッドサラマンダーは、この類の中では比較的体が大きく、体長は23センチメートルまで達するものもあり、カナダ東部、アメリカ東部から中西部まで広範囲にわたる落葉樹の森林地帯で生息している。しかし、サラマンダーは、生涯のほとんどを岩や木の下、あるいは森のほかの動物の巣穴に隠れて過ごすため、その姿を見ることはほとんどない。

  高地の森林や山岳地帯にも生息するが、主に分布するのは、水の豊富な湿地帯や低木の森林である。地中の隠れ家から出てくるのは、夜にエサを捕るときと、春の繁殖の時期だけだ。春になり、激しい雨が降ると、長い距離を移動して交尾し、水たまりや池に産卵する。

 ずんぐりとした体は、全体に青みがかった黒い体色で、頭から尾にかけて黄色またはオレンジ色の2列の不規則な斑点を持つのスポッテッドサラマンダーは、非常に美しく人目を引く。サラマンダー類はみな、敵から身を守るために、背中と尾の上にある分泌腺から乳状の毒を分泌する。彼らの主食は昆虫やミミズ、ナメクジ、クモやヤスデだ。

 スポテッドサラマンダーの個体数は、生息域全体で見ると安定しているが、生態系の変化に非常に敏感なので注意が必要だ。一部の生息地では、水の酸性度の上昇が個体数に悪影響を及ぼしている。さらにペットとして売買目的で捕獲されることや生息地の減少も、個体数の減少の大きな原因になり得る。

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