アメリカワニ

Crocodylus acutus
水から出てきたアメリカワニ
Photograph by Gianfranco Lanzetti
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早わかり

分類: 爬虫類
保護状態: 絶滅危惧
食性: 肉食
寿命: 野生: ~ 70 年
体長: 最大 4.6 メートル
体重: 最大 900 キログラム
アメリカワニが最も多く生息する地域のひとつがドミニカ共和国のエンリキージョ湖である。エンリキージョ湖は海面下40メートルにある、陸地に囲まれた高塩湖である。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 アメリカワニは、北・中央・南アメリカのほとんどの生息域で絶滅危惧種と考えられている。アメリカ以外での調査データは不十分であるが、保護団体によれば、この危機的な状況の原因は密猟と生息地の破壊であるようだ。

 アメリカワニは世界で最大のワニの一種であり、中南米に生息するオスは最大6メートルにまで成長する。一方、北米に生息するオスが4メートルを超えることはまれだ。フロリダ南部にも少数生息しているが、ほとんどはメキシコ南部、中央アメリカ、カリブ海、南アメリカ北部に生息している。河口や礁湖、マングローブの沼地など淡水域または汽水域(半塩水)に好んで生息する。先史時代の生物のような外見。口部は細長く、口を閉じたときに下アゴから長い歯が2本見えることから、近縁種であるアメリカアリゲーターと区別することができる。

 主に小型の哺乳動物、鳥、魚、カニ、昆虫、巻貝、カエルを食べ、時には腐肉も捕食する。人間を襲うと思われがちだが、人間を見ると逃げることのほうがはるかに多い。

 アメリカワニが生息する国々のほとんどで保護法が可決されているが、残念ながらそれが適切に施行されている国はほとんどない。

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