Pelecanus
カッショクペリカンは絶滅の危機を脱しつつある。
Photograph courtesy Gary M. Stolz/U.S. Fish and Wildlife Service
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早わかり

分類: 鳥類
保護状態: なし
食性: 肉食
寿命: 野生: 10 ~ 25 年 以上
体長: 胴体 約 2 メートル; 翼長 約 3 メートル
体重: 13 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ペリカンは6種類以上いるが、すべてのペリカンが持つノドの袋が有名だ。これらの大型鳥はその弾性のある袋を使って魚を捕るが、その袋を異なる方法で用いるものもいる。
 
  多くのペリカンは群れで協力して魚をとる。列になるかU字型になって、 水面を羽で叩いて浅瀬に魚を追い込む。魚が浅瀬に集まると、簡単に魚をすくい上げる。カッショクペリカンは空中から魚(通常メンハーデンと呼ばれるニシンの仲間)めがけて飛び込み、クチバシの中に捕らえる。ペリカンは袋の中に魚を蓄えず、ただ魚を捕らえるために使い、それを傾けて水を吐き、素早く魚を飲み込む。アメリカモモイロペリカンはおよそ12リットルの水をクチバシに貯めることができる。若いペリカンはクチバシを親鳥のノドに差し込んでエサを分けてもらう。
 
  ペリカンは世界中の海岸、あるいは湖や川の沿岸で見られる。社会性のある鳥であり、たいていは群れで移動し、しばしば列を成している。また、コロニーと呼ばれる集団で繁殖し、通常は島に集まる。
 
  北アメリカではカッショクペリカンが絶滅の危機にあるが、個体数はある程度まで回復している。海鳥はDDTのような化学農薬により絶滅に追いやられており、そうした薬品類がペリカンの卵や多くのほかの種の動物に深刻なダメージを与えている。

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