シロフクロウ

Nyctea scandiaca
岩の上にとまるシロフクロウ
Photograph by Norbert Rosing
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早わかり

分類: 鳥類
保護状態: なし
食性: 肉食
寿命: 野生: 9.5 年
体長: 胴体 52 ~ 71 センチ; 翼長 1.3 ~ 1.5 メートル
体重: 1.6 ~ 3 キログラム
多くの夜行性フクロウと違い、シロフクロウは昼行性であり、昼も夜も狩猟と活動を行う。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 シロフクロウは、北極原産であることをイメージさせる純白の羽毛を持つ。この大型フクロウはツンドラで繁殖し、メスは3~11個の卵を産む。巣の大きさは食料の供給状態に左右され、特に食料の乏しい時期は、通常一夫一婦であるフクロウのつがいはまったく繁殖活動をしない。親鳥には縄張り意識があり、巣に向かってくるものはすべて、たとえそれが狼であっても攻撃する。

 シロフクロウ(特にオス)は、年を重ねるにつれて少しずつ白くなる。メスはオスより黒ずんでいて、暗色の斑点があり、完全に白くなることはない。一部の年老いたオスは完全に白くなるが、多くは暗色の小斑点を持ち続ける。

 シロフクロウは忍耐強いハンターであり、獲物を追って飛び立つ前に、木に止まって獲物を見極める。シロフクロウは、厚い草木や雪の下の見えない獲物を見つけることができる鋭い視力と優れた聴力持っている。クロフクロウは鋭い鉤ツメで獲物を器用に捕獲する。

  シロフクロウの好物はレミング(タビネズミ)である。成鳥は一年間に1600匹以上の、すなわち、毎日3~5匹のタビネズミを食べる。さらに、ウサギ、ほかのネズミ類や鳥類、魚などで食料を補う。 

 シロフクロウは、時々北の繁殖地に1年間留まることもあるが、通常はカナダ、アメリカ北部、ヨーロッパ、アジアへ頻繁に移動する。開けた野原や低湿地、浜辺などを夏の滞在地とするときは、レミングの生息数に合わせて南への移動範囲が決定されるようだ。

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