アメリカレア

Rhea americana
飛べないアメリカレア
Photograph by Nicole Duplaix
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早わかり

分類: 鳥類
保護状態: なし
食性: 雑食
寿命: 野生: 15 年
体長: 0.9 ~ 1.5 メートル
体重: 20 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 アメリカレアはアルゼンチンやブラジルの開けた草原やまばらな森林地を歩き回っている大型鳥だ。

 この鳥はすべての南アメリカに生息する鳥類の中でも最大であり、ダチョウやエミューの仲間である。この飛べない鳥は長く力強い脚でトラブルを回避する。大きな羽は飛ぶのには役に立たないが、走るときのバランス取りと方向転換に用いられる。

 アメリカレアは1羽のオスと5~6羽のメスで群れを作る。メスはオスが作った地上の巣に1週間から10日間、1日おきに1個ずつ卵を産む。数羽のメスが同じ巣に卵を産み、その数は50個以上になることもある。

 オスのレアはすべての配偶者が産んだ卵を温め、孵化したヒナの世話をする。この時期、オスは攻撃的になり、若いヒナを守るためならどんな動物でも攻撃するが、時にはヒナに近付きすぎたメスのレアさえも攻撃する。オスは繁殖期である春は単独行動をするが、冬は群れをなして社会生活を営む。ほかの大型動物、たとえばシカやラマなどと群れを形成することもある。

 アメリカレアは機会があればいろいろなものを食べる。植物や果物、種子を好むが、昆虫やトカゲ、鳥、またほかの小型の獲物も食べる。また、穀物も食べるので、生息域周辺の農民の怒りを買ってている。広い草原が農地に転換されるにつれて、この問題は大きくなりつつある。

 レアの卵は食料として採取され、多くの人がそれを食べる。レアの皮は皮製品に使用されるため、狩猟によって個体数は大幅に減少している。現在、商業目的でのレアの狩猟と養殖は規制されている。

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