ミーアキャット

Suricata suricatta
親とくつろぐミーアキャットの子ども
Photograph by Mattias Klum
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早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: なし
食性: 雑食
体長: 頭胴長 25 ~ 30 センチ; 尾 19 ~ 24 センチ
体重: 約 1 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ミーアキャットは、数家族単位の大きな群れを作って暮らすマングースの仲間だ。彼らは生息域であるアフリカの草原地帯で、うしろ足で立ち上がり周囲を警戒する。時に母親は立ったまま子どもに乳を与えることもある。

  グループ内の数匹は常に上空を見張り、鷲や鷹などの猛禽類に注意を払う。見張り役が出す鋭く甲高い音が退避の合図だ。通常は数匹の個体がグループを見守り、残りはエサをあわただしく摂取する。昆虫やトカゲ、鳥、果実をエサとするが、小型の鳥を捕えるときは、ゴロゴロとノドを鳴らす音でコミュニケーションをと取りながら協力して狩りを行う。ミーアキャットは狩りが上手く、齧歯(げっし)動物の捕獲のために人工飼育されることもある。

  ミーアキャットの群れは複数の巣穴を利用し、それぞれを行き来する。巣穴はトンネルと部屋が連なる大規模な構造となっており、アフリカの灼熱の下でも涼しさを保っている。メスは、巣穴で年に1度、2~4匹の子どもを産む。オスや若いミーアキャットが育児を助け、遊び方やエサの探しかた、常に上空にある危険への警戒の仕方を教える。若いミーアキャットは天敵である鳥を非常に怖がるため、飛行機が上空を飛んでも恐れをなして逃げ出してしまう。

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