ハリネズミ

Erinaceus europaeus
虫や地虫を根こそぎにするハリネズミ
Photograph by Henry Ausloos/Animals Animals—Earth Scenes
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早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: なし
食性: 肉食
寿命:
体長: 頭胴長 13 ~ 30 センチ; 尾 3 ~ 5 センチ
体重: 400 ~ 1,100 グラム

ティーカップとの比較

分布

プロフィール

 ハリネズミはヨーロッパ、アジア、アフリカに15種が生息している。さらにニュージーランドなど本来の生息地でない地域にも持ち込まれた。彼らはエサとなる昆虫やミミズ、ムカデ、カタツムリ、ネズミ、カエル、ヘビなどの小動物を求めて垣根や茂みをかき回して歩く。庭にいる害虫の多くを食べるので、ハリネズミを役に立つペットと考える人もいる。視力が弱く、エサを捕るときには聴覚と嗅覚に頼る。ハリネズミは英語で「Hedgehog」と言うが、ブタ(hog)のように鼻を鳴らしながら垣根(hedge)をかぎ回ることに由来する。

  体は硬く鋭いトゲで覆われている。敵に襲われるとトゲだらけのボールのように丸まり、おいしそうに見えないので、ほとんどの捕食動物は食べるのをあきらめる。通常は日中丸まって眠り、夜になると目を覚ましてエサを探しにいく。

  ハリネズミは気温が低くなってくると冬眠する。砂漠では夏眠と呼ばれる冬眠と同様な方法で、熱と干ばつをやり過ごす。気候が穏やかな地域では一年中活動する。

  通常は単独で行動するが、繁殖期だけつがいになる。毎年1~11匹の子が生まれ、母親と4~7週間ほど暮らした後で独立する。メスはこの時期、仲間のオスが子どもを食べてしまうことがあるので警戒しなければならない。さらに、メスは巣が荒らされると自ら子どもを食べることが知られているが、新しい巣へ移動させる場合もある。

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