Tapiridae
マレーバク(Tapirus indicus) <br>photographed at Omaha's Henry Doorly Zoo and Aquarium in Nebraska<br>PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK
マレーバク(Tapirus indicus)
photographed at Omaha's Henry Doorly Zoo and Aquarium in Nebraska
PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK
早わかり

分類: 哺乳類
食性: 草食
寿命: 野生: 25 ~ 30 年
体長: 肩高 74 ~ 107 センチ
体重: 227 ~ 363 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 バクは鼻の長いブタのようにみえるが、実際はウマやサイの仲間だ。バクは数千万年前からほとんど姿を変えていないと言われている。

 鼻先は物をつかむのに適しているが、これは鼻と上唇が伸びたものである。バクはこれを使って枝をつかんだり、枝から葉をもぎ取ったり、甘い果実を摘んだりする。

 食事は朝晩の2回。生い茂ったやぶの中を何度も行き来するうちにできたトンネルのような獣道を通って、水場や草木の豊富な餌場へと向かう。移動しながら排泄し、食べた植物の種をまきちらすため、森の生態系の維持に一役買っている。

 がっしりしてとても重そうに見えるが、水中を好み、よく水に潜って体を冷やしている。とても上手に泳ぎ、潜水して水草を取ることもできる。さらに泥の中で転げまわることもあるが、これはおそらく厚い皮膚に付いた厄介なダニを落とすためと考えられている。

 アメリカバクは中南米の草原や森林に生息する。アンデス山脈の標高の高い場所には、バクの中で最も小さいヤマバクが生息している。最も大きいのはマレーシアやスマトラ島の森林に生息する白黒のマレーバクだ。体重360キロ以上に成長することもある。

 すべてのバクは、主に狩猟や生息地の消滅が原因で絶滅の危機に瀕している。

アメリカバク
Photograph by Mark W. Moffett
(写真クリックで拡大)
ギャラリー:世界のバク 写真5点(画像クリックでギャラリーへ)
ギャラリー:世界のバク 写真5点(画像クリックでギャラリーへ)
マレーバクの子ども。どれも絶滅の危機にある世界のバク4種を写真で紹介する。 (写真=Joel Sartore, National Geographic Photo Ark )

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