ツチブタ

Orycteropus afer
地面を嗅ぎまわるツチブタ
Photograph by Beverly Joubert
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早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: なし
食性: 雑食
寿命: 飼育下: 23 年
体長: 頭胴長 109 ~ 135 センチ; 尾 53 ~ 66 センチ
体重: 50 ~ 82 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ツチブタはアフリカのサハラ砂漠以南の全域に生息している。英名(Aardvark)は南アフリカの公用語であるアフリカーンス語で「土の豚」を意味する(和名もそこからの訳)。一見するとその体や長い鼻はブタを連想させるが、よく見るとほかの動物の特徴も備えている。その大きく長い耳はウサギに似ており、カンガルーのようなしっぽも持っている。しかし、彼らはこれらの動物の仲間ではなく、ツチブタという独自の分類がなされている。

  ツチブタは夜行性で、アフリカの暑い日中は、その力強い足と小さなスペード型のツメで掘った地下の涼しい巣穴の中で過ごす。日没後、彼らはそのツメをうまく使って大好物であるシロアリを食べる。草原地帯や森林でエサを探すが、彼らは大きなシロアリのアリ塚を探し求め、夜間に数キロも移動することがある。腹を空かせたツチブタは前足のツメを使って硬い壁を崩し、長く粘り気のあるミミズのような舌を差し込んで中にいる獲物を捕える。彼らはホコリやシロアリが体内に入らないように、鼻孔を閉じることができ、その分厚い皮膚はシロアリにかまれるのを防いでくれる。また、地中のアリの巣を襲うときも同様のテクニックを使う。

  メスは通常、毎年1匹の子どもを産む。子どもは自力で巣を掘れるようになるまで母親と行動を共にする。その巣穴はいくつもの出入り口を持つ広大なものである。

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