ジャックウサギ

Lepus californicus
オグロジャックウサギがサボテンの近くで休んでいる。
Photograph by Annie Griffiths Belt
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早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: なし
食性: 草食
寿命: 野生: 1 ~ 5 年
体長: 60 センチ
体重: 1.4 ~ 4 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ジャックウサギは、実際は穴ウサギではなくノウサギである。ノウサギは穴ウサギよりも大きく、長いうしろ足と長い耳を持っている。ジャックウサギという名前は、その大きな耳にちなんで名付けられたが、当初一部の人々はそれを「ジャッカスラビット」と呼んだ。アメリカの作家マーク・トウェインの著書「西部放浪記」にこのウサギが「ジャッカスラビット」として登場し、その存在が一躍脚光を浴びた。これが、後に「ジャックラビット」と短縮されたのである。
 
 ジャックウサギは5種類存在し、すべてが北アメリカの中西部に生息する。足が速く、最高時速は64キロに達する。力強いうしろ足を使って3メートル以上も飛び跳ねる。敵から逃れるために、この跳躍とジグザグ走行を行う。
 
 オグロジャックウサギは、アメリカの砂漠地帯、低木地、そして農場などを含むほかの開けた場所に生息し、ヤマヨモギやサボテンなどの草や植物をエサとしている。
 
 オジロジャックウサギも、よく見かけるジャックウサギだ。北アメリカの草原や農場に多く生息するが、森林地域にも生息している。大食漢であり1日に1.5キロ以上の草や低木、樹皮などを食べる。
 
 ジャックウサギの繁殖能力は非常に優れていて、メスは1年に数回出産し、1度に1~6匹を出産する。ジャックウサギの成熟は早く、母親による子育てはあまり必要としない。
 
 ジャックウサギの個体数の増加は、その旺盛な食欲を考えると、農場主にとって大きな問題だ。ジャックウサギは、農作物の保護のためにしばしば捕殺されるが、その数は安定しており保護の必要はない。

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