カンジキウサギ

Lepus americanus
カンジキウサギ(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION)
カンジキウサギ(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION)
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早わかり

分類: 哺乳類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
低危険種
食性: 草食
寿命: 野生: 1 年 またはそれ以下
体長: 40 ~ 50 センチ
体重: 1 ~ 2 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 カンジキウサギは、低木の生い茂った場所を好む森の住人。北米の亜寒帯の森林から北極圏近くにかけて生息する。やや南では、米国バージニア州のアパラチア山脈やニューメキシコ州ロッキー山脈といった高地に暮らすものもいる。

 カンジキウサギはノウサギ属の仲間。一般にノウサギ(hare)は、愛玩用に飼われることの多いアナウサギ(rabbit)の仲間に比べ、体が少し大きく、うしろ足と耳が長い。カンジキウサギは特に足が長く、雪上の移動に適した毛で覆われている。冬には雪のように白い毛皮をまとっているが、毎年雪の解ける春には毛の色が褐色に変わる。完全に生え変わるには約10週間かかる。

 カンジキウサギは夜間にエサを探す。森の中で木々や草花を食べながら、いつも決まったコースをたどる。肉食動物の標的となることが多いカンジキウサギは、動きが機敏で足も速い。オオヤマネコやキツネ、コヨーテ、一部の鳥までもが、この用心深いノウサギをエサとしている。

 ほかの多くのウサギたちと同じく、カンジキウサギはたくさんの子どもを産む。メスは年に2~3回出産し、1度に1~8匹の子どもを産む。子ウサギは母親の世話をあまり必要とせず、誕生から1カ月以内には自力で生きられるようになる。カンジキウサギの個体数はおよそ10年周期で変動する。原因は病気の流行ではないかという説もある。特にオオヤマネコなど、ノウサギをエサとする動物はこの変動に大きな影響を受ける。

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カンジキウサギ(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION)
カンジキウサギ(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION)
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雪の中に座るカンジキウサギ
Photograph by Michael S. Quinton
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