Canis lupus
メキシコオオカミ(タイリクオオカミの亜種)(Photographed at Wild Canid Survival and Research Center in St. Louis, Missouri, Photograph by Joel Sartore)
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早わかり

分類: 哺乳類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
低危険種
食性: 肉食
寿命: 野生下で 6 ~ 8 年
体長: 頭胴長 91 ~ 160 センチ; 尾 33 ~ 51 センチ
体重: 18 ~ 80 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 恐ろしげな遠吠えが伝説のようになっているオオカミ。だがその吠え声は、オオカミにとって重要なコミュニケーション手段である。単独の個体は、群れの仲間に気付いてもらうために吠え声を上げる。集団の吠え声は、群れから別の群れへ縄張りを伝えるメッセージかもしれない。飼い犬と同じように、近くにいるオオカミが先に吠えたというだけで、それに反応して別のオオカミが吠え出すこともある。

 オオカミは6~10匹ほどの群れで狩りを行い、1日で約20キロもの長距離を移動することで知られている。この社会的な動物は、好んで食べるシカやヘラジカなどの大型動物を協力し合って襲う。狩りが成功すると、オオカミは大食漢ぶりを発揮し、1匹あたり9キロもの肉を食べる。さらに小型哺乳類や鳥や魚、トカゲ、ヘビなどのほかに果実も食べる。

 オオカミの群れには非常に厳格な階級順位があり、最も強いオスがトップに付き、その連れ合いのメスも上位に位置する。通常はこのオスとメスだけが群れの中で子を産むことのできるつがいとなる。ほかのメンバーは、子どものための食べ物を運んできたり、仲間が狩りをしている間、子どもの世話をしたりする。

【動画】オオカミ 101
世界にはどんなオオカミがいるのか、遠吠えの科学、米国でほぼ絶滅した歴史を紹介する。(解説は英語です)(Producer / Narrator: Angeli Gabriel, Editor: Rich Winkler, Associate Producer: Marielena Planas, Research Managers: Madelyn Copeland and Todd Hermann, Sound Recordist: Nick Anderson)

 オオカミはイヌ科では最も大きい部類の動物である。タイリクオオカミは、かつては北半球のいたるところに生息していた。しかし、オオカミと人間は長い間敵対してきた。家畜を襲うことを理由に数え切れないほどのオオカミが撃たれ、わなにかけられ、毒殺されてきた。

 米国本土の48州ではオオカミは狩猟によりほぼ絶滅寸前にまで減少したが、現在は生き残った少数に加え、再導入の試みも行われている。ヨーロッパでもほとんど見かけなくなったが、アラスカやカナダ、およびアジアではオオカミが数多く生き残っている。

雪中のオオカミ
Photograph by Joel Sartore
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