Phacochoerus africanus
イボイノシシ<br>Photographed at Columbus Zoo and Aquarium in Ohio Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
イボイノシシ
Photographed at Columbus Zoo and Aquarium in Ohio Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
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早わかり

分類: 哺乳類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
低危険種
食性: 草食
寿命: 野生: 15 年
体長: 肩高 76 センチ
体重: 54.5 ~ 113 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 イボイノシシは、イノシシやブタの仲間。頭部には体を保護するためのイボがあり、4本の鋭いキバも持っている。体毛は薄いが、背中にはまばらな毛や厚めのたてがみが生えている。(参考記事:「世界初の希少イノシシ動画、もみあげが立派」

 どう猛そうに見えるが、イボイノシシは基本的には草食動物である。草を食べたり、その鼻を使って木の根や球根をかき出す。驚いたり攻撃を受けたときには、時速約50キロという速さで走ることができる。

 イボイノシシは適応能力が優れており、乾期の数カ月間は、長らく水を飲まなくても生きていける。水場にたどり着いたときは、体を冷やすために水中に潜ることもある。また、同じ理由により泥の中を転げ回ることもあり、同時に体についた虫も落とす。こうした虫の駆除を、鳥が手伝うこともある。鳥たちはイボイノシシの背中に乗り、皮膚にへばりついた小さな生物を食べてくれるのだ。(参考記事:「イボイノシシの体を掃除するカメを発見、南ア」

 イボイノシシはツチブタが捨てた空の巣穴を再利用することがある。戦うよりも逃げることが得意であるため、こういった隠れ場所を探し回るのだ。通常はお尻から巣穴に入り、キバで入り口を守る。(参考記事:「動物大図鑑 ツチブタ」

 イボイノシシは巣穴で出産する。メスは1度に2~4匹子どもを生み、約4カ月間授乳する。

イボイノシシ
Photograph by Chris Johns
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